富士登山競走のゼッケンが届いて1番驚いたことが、スタートブロックが「D」で昨年より1つ前からスタート出来ることでした。
ここ2年は五合目通過記録が振るわないため、どうせ今年も最後方「E」ブロックから下剋上を狙うしかないと覚悟していただけに目が見開いてしまいました。

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富士登山競走山頂コース、富士山クライムラン経由は不利?
今年も最後方ブロックスタートと思いきや

昨年までの最後方Eブロックは、五合目通過タイムが2時間20分以内に近いタイム保持者へ与えられています。
3年前2022年山頂コースの五合目タイム2時間16分台で翌年以降の山頂権利を奪取した私 (でも関門アウト・・)、そのタイムで翌年2023年と翌々年2024年は最後方Eブロックでした。
今年も当然Eブロックだと思っていた理由は、2023、2024年は五合目を2時間20分さえ切っていなかったため、2022年のタイムを参考にされ最後方ブロックであろうと思ったからです。
クライムランからのエントリーが最後方Eブロック
不思議に思ってXの投稿を調べると、どうやら富士山クライムラン参加者の投稿がすべてEブロックとなっているではありませんか。
北麓公園から五合目佐藤小屋まで2時間以内に完走すると、翌年の富士登山競走山頂コース出走権を得られるという触れ込みで昨年第1回大会が開催されました。
当時から権利を奪取したらどのブロックになるのか?界隈では話題になっていたのですが、どうやら今年に関してはEブロックに割り当てられたみたいです。
これは富士登山競走の運営側が、派生よりも本家を優先したと言えそうです。
来年も同じなら登山競走経由が有利
富士登山競走の関門制限時間がグロスタイムである以上、昨年より400人も前からスタート出来ることをこの上ないメリットと感じています。
ちなみにこの3年間のスタートタイムロスは、Eブロック前方の常連である私で約1分です。
前方ブロックの実力者には他愛もない話ですが、完走できるかできないかの瀬戸際ランナーにとっては深刻な問題となります。
ですから実力ある方がクライムランで山頂コース権利を得ようと試みることは不利でしかないと言えます。(現時点で)
本当のところは謎のまま
同梱されていた参加者リストのブロック内人数を数えてみると、C、D、Eブロックはそれぞれピッタリ400人ずつとなっていました。
クライムランで権利 (2時間以内)を取り、山頂コースのクリック合戦にも勝ったランナーがピッタリ400人とも思えません。Eブロックに外国人が多いのも気になりました。
どんなタイム持ちでブロック分けされているのか真相は謎のままです。※
現状クライムランから出走権を得ても、山頂コース前方ブロックからスタートできないのなら、クライムランへ参加する意味合いは薄いと言わざるをえません。
もしかしたら今年2025年第2回クライムランからは登山競走への参加ブロック分けが変わってくるかもしれません。
いずれにせよ与えられたブロックから潔く山頂を目指すしかないと思っています。
※富士登山競走公式サイトではブロック分けは、五合目通過の最速通過順と記載