「ベストタイムを更新したい」
一般の市民マラソンは個人種目という特性上、対戦相手がいるわけでもなくどうしたって持ちタイムの満足度は自分基準となります。
多くのランナーにとってPBを塗り替えていくことが普段からモチベーションになっています。
やればやっただけ記録が伸びることがマラソンの醍醐味の一つで、数ヶ月かけてフルマラソンに備えるのですから、発揮する場は記録が出やすい大会を選びたくなります。
狙いやすい大会は確かにあります。そこで私が実際に参加した大会からベスト5選として選んだので大会選択の参考にしてみて下さい。
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記録が狙いやすいマラソン大会ランキング
まずはベストタイムを狙うための大会を選ぶ際に重視した条件は以下2点です。
・平坦や下り基調が多い都市型高速コース
・気温考慮で1〜3月期限定
もちろん大会当日の個人の体調面が関係してくるのですが、そこが高速コースで気象条件が良好であれば全てのランナーにとってPB更新のチャンス到来となります。
1位 東京マラソン
EXPOから規模が違う
もはや何の説明もいらない皆んな走りたい東京マラソンが第1位です。
超絶ベタな1位ですがさすがはマラソン界のトップ、その設定ってズルくない?と思えるスタートの新宿から始まる結構な下りのボーナスタイム、きめ細かな走路がどこの大会よりも整備された高速コース、そして銀座など東京中心部を桁違いの沿道応援をバックに走れる特別感は何回でも体験したくなります。
3月1週目の日曜日ということでシーズン最終戦として最適、冬を乗り越え目標にしやすいことも1位の大きな要因です。
東京のど真ん中を快走
2位 姫路城マラソン
関東圏からも移動圏内
気温の恩恵を受けやすい2月中旬の大会であるのに加え、調子が良い前半がゆるりと上り基調、後半はゆるりと下り基調が訪れることで記録が狙いやすいコース設定です。
真っ白なお城を背景にスタートして出陣、ゴール直前に下り基調が再び現れ城へ帰還するシチュエーションが気分を上げてくれます。
城がスタート&ゴール
3位 静岡マラソン
静岡へ向かう途中からテンションMAX
コースの大半が海に近く平坦、スタート直後から下り基調が続いてスピードに乗りやすく記録が狙える大会です。
澄んだ空気の中、荘厳な冬の富士と伊豆半島、太平洋を拝めながら走れるコースです。
中盤〜終盤の海沿い直線10Km以上がキモで、ここをしっかりとブレずに走れるかが記録に影響します。またここは風の影響を受けやすく年によって疲労度が変わります。
コース図 (公式サイトより)
4位 大阪マラソン
打ち上げ会場に事欠かない
大都市の特徴でもあるコース幅が広く走りやすい路面、そして2024年大会からコース全体がさらにフラット路線へ変更されさらなる高速化が図られました。
アップダウンが後半にある2023年大会でさえ記録が狙えると思えた大会です。あの脚を削られる箇所がなくなったのですから十分に記録狙い重視で選択に入る大会です。
ここもお城がメイン会場
5位 別府大分毎日マラソン
別府温泉地獄めぐり
ちょっと速い一般市民ランナーの称号がサブ3.5、参加条件にそのサブ3.5があるのが別府大分です。
マラソン大会にて最も多くのサブ3ランナーを輩出する大会でもあり、すべてのランナーがベスト更新を狙っている超硬派な大会です。
大会最大の特徴が、他の大会より一段と競技色が強く、同じ走力を持ったランナーが周りにいる集団走になりやすく、レース中どこを走っていてもずっと引っ張ってもらえる利点があることです。
速いランナーの集まりなので真剣味が凄い大会として印象に残りました。
別大道路 (国道10号) は広く伸び伸びと走れる
まとめ
伸び盛りの時期は走るたびに自己ベストを更新してきました。しかし走歴が長くなると頻繁にベストタイムは出しにくくなります。
そんな時こそ上記5大会を選んでみてはどうでしょうか?
当然のことながらトレーニングを積むことが大前提、そこに高速コースと運次第の天候さえ味方に付ければPBが十分に狙えるコースとして簡潔に紹介しました。
抽選の壁が著しく高い東京マラソン
※余談ですが私が女性ならこのランキングに名古屋ウィメンズが入ったことは間違いありません。