ようやっと朝晩が涼しくなり来春の東京マラソンまで継続決意をした毎週ロング走、キロ5分でフォアフット重視で敢行した翌日はふくらはぎの激痛でした。
よって無理せず芝生が敷き詰められた公園内を労りの緩ジョグとします。
ふと存在感ある温度計をチラ見するとそれはひと月前の約半分、桜の季節以来じゃないの?と思える15.9℃を示していました。
涼しいは正義だと心の中でつぶやき、同時に酷暑は悪だと確信したものです。
同じキロ5分であっても涼しくなれば楽に出せてしまうのがランニング、その出力差に明確な違いがありました。
そして真夏はペース走がキツかったことを懐かしむと、そう言えばアレは酷かったことを思い出しました。
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なんじゃこりゃの泡吹き
あの蒸し暑い夜のペース走はキツかったことを思い出したら、こんな希少体験はお伝えせずにいられなくなりました。

決めたこと
緩ジョグメインでポイント練習を封印した夏もコロナ以降あったのですが、今夏はどんなに暑くても最低週一回ポイント練を組み入れてきました。
ブログやSNSを拝見しているとサブ3以上の走力の持ち主は、例外なく練習へのモチベーションが高いことに気付かされます。
速いランナーは酷暑であってもちゃんとポイント練を重ねている事実を直視、こういった差が走力の差であり、例の大会にて1時間5分以内に馬返しまで到達できない差なんだと痛感します。
よって今後も自己ベストを狙っていくために、ポイント練習は継続しようと決めた2025年夏でした。

滝汗後にシューズ水没
ランナー同士の会話で「滝汗」と言えば、暑い中ランニングをして汗が止まらないことを指します。
また足下のシューズ内が汗で満たされてしまうことを「水没」と言い、酷暑が続いてるここ数年でシューズ水没は市民権を得たようです。
厄介なのが汗で満たされるゆえに放置すると、翌日以降玄関が臭気に包まれることです。家族からのクレーム回避のため、この夏は過去1の頻度で洗いました。
重くなったランニングシューズを抱えそのまま浴室へ直行、でも先に洗うのでなくまずはシャワーで体から。
自分の真下にシューズを置いて体と髪を洗います。つまりボディソープとシャンプーが汗まみれのシューズに落ちる算段です。

五合目まで行ったシューズも水没
シューズが泡吹いた
泡を吹いて無惨な姿となったのは私ではなく、今年富士登山競走で投入したメタスピードエッジ君です。
走った日は8月20日の夜、日中は当たり前の猛暑日 (35℃以上) を記録、その夕方に激しい雷雨があり夕飯を終えた2時間後、気温が下がったタイミングを見計らって走りに出掛けました。
その時の気象条件
熱帯夜の中16kmを有酸素ジョグがこの日のメニューです。
連日の暑さで平日の激務から疲れ気味だったのは事実、Eペース走で十分だとの判断にて結果キロ平均5:21が限界でした。
異変に気づいたのは走り終えキツかったぜ、と頭を垂れた瞬間でした。

20年以上走ってきて初めての光景でした。
降ってきた鶏糞が付いたー!と最初は嘆いたのですが、冷静に考えてランニング中に足先に鶏糞が付くことは確率的に考えられません。
3年落ちのメタスピードエッジ (富士登山競走後に1軍引退) は、滝汗による水没度合いが尋常ではない高さでした。
靴紐を緩めにして履いたためシューズ内に余裕があり、足先がポンプの弁の役割をして汗がアッパー素材を通過したことで白い泡が形成されたと推測します。
