いきなりですが改めて申しますと、年明け以降は緩ランの回数を意識的に減らしてきました。
その理由は全盛期が速いペースを多く走っていたことをガーミンログで確認したこと、あとは年齢に抗うための手段としてです。

昨年以上の猛暑の今夏、日が暮れた後のポイント練習を週2回以上、このクソ暑い熱帯夜でも課してきました。
そんな翌日は休足より積極的に緩ジョグとし、できるだけ普段のランニング環境を変えることで変化をつけます。
湘南→新潟と来てそれが今回は神奈川の境川ということです。
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湘南台から境川沿いに江ノ島へ
真夏の大冒険的なやつ
上述の通り今回も (自己流) インターバル走翌日をいいことに、遠出したい性分を発揮して緩ラン & 遠出ランを決め込んでいました。
どうしょうもない酷暑が続いているので、フルマラソンへ向けての基礎を構築しつつ、その合間は夏を満喫しようという若干浮ついた動機です。
湘南台駅へ降り立つ
小田急江ノ島線湘南台駅
平日の休日に快晴予報が出ていたのでいくつか候補を上げました。
天候が安定しているので御殿場登山道が真っ先に思い浮かんだのですが、富士山は今年はもう十分と止まり、ならば栃木の男体山まで日帰りは良いだろうが今はやっぱり熊が怖い。
最終的には暑くても久々に境川沿いを海まで走ろうと決めました。
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真夏に海を見に行こう|おすすめランニングコース紹介〈4〉
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いざスタート
湘南台駅から境川サイクリングコースへ
町田から定めたランニングコース (約30km) がなぜか湘南台駅から変更。

始発で向かえば少しでも涼しい時間から始動できると予定を立てたのですが、前日の練習が堪えたのか全く起きれず。
昼前から想像以上に暑かったので大幅に距離短縮へ、湘南台駅なら川まで近く江ノ島まで13kmちょいで程よい感じなので急遽ここからとしました。
とにかく真っすぐ道なりでゴール
境川遊水池公園
難しいことは何もありません。湘南台駅東口をまっすぐ進むと境川遊水池公園に出ます。
ここを右折してその道を川沿いに走って行けば、自ずと江ノ島が見えてくるシンプルな道程です。
川沿いをランニング
景色は田舎そのもの
田園
ほんの1週間前のまるで新潟のような風景が広がります。しかしここは神奈川県藤沢市です。
田舎育ちだからかこういった風景に特段癒しを感じる身として、時折訪れたいと思わせるコースだったからこそ今回来たかったのでしょう。
暑さは続く
日除けなしの32℃
この日は自宅付近は猛暑日だったものの、海が近い藤沢の気温は32℃なうえ強めの風を受けながらのランニングとなりました。
先週みたく競馬場まで急かされながら走るのではなく、ポイント練明けなのでキロ6分半を目安とし、持参した1Lの水分が尽きた時点で歩きで海まで向かうこととしました。
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酷暑と緩ラン②
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藤沢市街地から江ノ島へ
国道1号線の真下
この国道の高架下が最高の休憩ポイントでした。
日陰で冷んやりとした風が通るので、直射日光で火照った身体が一気に冷やされます。
今夏日中に走って1番の冷却ポイントにて、ようやく肌で秋を感じることができました。
景色は変わって藤沢市街地
ついさっきまでの自然溢れる風景から一転して市街地突入です。
藤沢駅近くのJR東海道線高架下をくぐる時だけ迂回を余儀なくされますが、基本は湘南台からずっと川沿いで間違いありません。
江ノ島に近づくにつれ川幅が広くなる
藤沢市街地を抜けて川幅がグッと広くなってくると、心なしか潮の香りを感じるようになります。
この海へ向かう高揚感は、富士山頂を迎える時に似ています。
ゴール直前
そして江ノ島へ
小田急線片瀬江ノ島駅の目の前に出る
富士登山競走を通じて富士吉田が特別になったように、ここは走り始める前に出会った特別な場所です。
江ノ島へ渡る家族やカップル、国籍問わず皆んないい笑顔が印象的でした。皆んな笑顔である場所は多幸感溢れる可能性がある場所だと思っています。
そして9月になっても外国語が飛び交う有数の観光地江ノ島ですが、私は参道とか灯台とかタコ煎餅とかシラス丼より江ノ島先端をまず目指します。
ここで瞑想 (1時間以上)
酷暑はもうすぐ終わる
長期予報では夏が長引くとは言ってますが、とんでもない猛暑日数を記録した2025年夏はもう直ぐ勢力を弱めます。
大会がいよいよ始まって秋の気配を感じさせないまま、昨年みたくあっという間に寒い冬が来るのでしょう。
この夏地道に走れたランナー、暑さでゆっくりジョグに徹したランナー、これからエンジンを掛けるランナー、それぞれだとは思います。
ただベクトルを先に見据えることに重点を置き、自分なりに再度走り始めればそれで良んです。
20℃を下回り涼しくなれば思っていた以上に走れるものです。
それは経験でわかっていますから、やはり焦らずにコツコツとが原則となりうると思っています。
帰宅途中の新宿で、現実へと戻されるも