過去最も走れていた絶頂期が2020年初頭でまさに全盛期でした。
その後コロナ禍を経て社会的行事が次々と復活すると同時に、約2年間暗黒期だったフルマラソン大会も再開されます。
大会に向け色々と試行錯誤し2024-2025まで、そのシーズンを通して自分なりに練習し大会に挑んできました。しかし結果はタイム後退の一途を辿ることとなります。
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もう今から7年前のGarminログを掘り起こして過去の練習内容を確認すると、コロナ明け以降キロ5分〜5分半くらいのEペース走 (↓下記のダニエルズ参照↓) 回数が、減少傾向であったことに年初に気付きました。
それ以降普段のジョグ内容が変わっていきました。
今年は緩ジョグを極力少なめに設定し、Eペース走の回数を増やしたことは以前お伝えしました。
ただしこれがロング走 (20km以上) に限ると未だ不足していると言わざるを得ません。
よって酷暑が終焉を迎えた10月頭から、20km以上のロング走を毎週一回決行、これを来年3月まで継続することを決断しました。
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マラソン練習|きついインターバル走はダニエルズさんに聞け
ランニング練習としてはキツい部類に属するインターバル走、当ブログでは早くも2回目の登場となりました。1回目の記事はこちら>> 前回の記事では、インターバル走は全速力比80%で行うことを指南する情報が多 ...
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なぜに始めたのか?
コロナ以降めっきり減っていたと気付いた有酸素系 (Eペース) のロング走を、50歳を超えた今になってなぜ毎週1回やってやろうじゃないか ‼︎ と意気込み始めた理由は一体何なのか?
それは記録が狙える東京マラソンに当選したことで、同じ場所でのPB達成のための強固な自脚作りのためです。
具体的にはゴールまで粘れるスピード持久力を付けること、筋疲労による足攣りを防ぐため、そして毎週行うことでフルマラソン後半の疲労耐性を付けることが主目的となります。

東京マラソン2021 (2022年開催)
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東京マラソン2021|道標としての開催意義
2万人参加という大規模都市マラソンである東京マラソン、2年間の沈黙を破り3年ぶりに都心に帰ってきました。 この間ずっと待ち望んできて練習してきた身として、週初めの月曜日から徐々に上がるテンション、禁酒 ...
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走行条件はEペース走の有酸素ジョグのみ
昨シーズンはLSD3時間を9月から3月まで半年間隔週にてやり通しました。
しかしそれはフルマラソンにおいて3時間LSDは、ベストタイムを更新するにあたり効果性は極めて低いと結論付ける結果となりました。
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あまり意味なかった3時間LSD
言うなれば自己満足でしかないのですが、2024-2025シーズンにてこれはやり遂げたと思える練習があります。それは3時間LSDです。 ベースとなる自脚作りを目的として昨年9月から始めたのですが、静岡マ ...
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よって昨シーズンみたくLSDとしてチンタラと走ることはなく、でもレースペース並みでもないペースにて疲労を溜めない形でロング走回数を増やす方針で継続していきます。
そのペースはいわゆる有酸素ジョグと言われるEペース走の領域(私の場合キロ5:00〜5:45と設定)となります。
またメリハリを付けるため来春まで、しっかり目のペースでの30km走と気持ちよく走れる20km走を隔週で行うことをデフォルトとしました。
千秋楽の静岡マラソンはギリでサブ3.5
自らを人体実験に、東京マラソン後に結果と検証報告
フルマラソンの走破タイム低下により、今年3月の静岡マラソンではサブ3.5がギリギリラインとなっております。
よって再びPB達成を目指すのなら、前回出した時と同等か、それ以上の負荷が必要だと思っています。
そう言った意味で3月まで続けるこの基礎ロング走は、その合間に行う基軸のポイント練 (閾値走、ペース走、インターバル走) を間に挟み、実はこの地味な練習こそが最も記録に直結する要因であることを証明するかもしれません。
自分には陸上競技の才能がないことは走歴を振り返ってみて確かです。ただ、泥臭く継続していく行動力はある方だと思っています。
よって自脚の強化を目指して3月まで今後5か月間、有酸素ジョグレベルのロング走を週一継続を始めてみました。

東京マラソンゴール位置