あれは今から半年も前の話です。
シーズン最後の大一番・東京マラソンに向けてポイント練を積んでいた日々、その合間のゆっくりジョグとした調整日に事は起きました。
普段のランニングコースにて、変な自転車を抜いたらあんなことになるとは・・・
※夏のネタ不足のためお蔵入りの記事を引っ張り出した事は内緒
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抜くか抜かれるか

徒歩、ランナー、自転車
抜く際は存在を教えるようにスマートに
まずは根本的にランニング行為においては、歩行者なりランナーを抜く行為は日常茶飯事なことです。
ただそれは抜くだけの単純行為ながら、何かと神経を擦り減らしてしまうのを誰もが経験済みだと思います。
どちらかと言うと抜く方が気を遣います。特に「双方のスピードがあまり変わらない」場面ほどストレスが溜まる場面です。
ランナーの場合

所沢航空記念公園にて
表題にある通りランニング中に自転車を抜くか抜かないか?ですが、それより先にランナーを抜くか?抜かれるか?に焦点を当てると。
基本走路の左側を走っているので、抜かれる際は特に問題になったことはありません。
問題は抜きつ抜かれつになるランナー、自分より僅かに遅いランナーを抜いても後ろに付くランナー、スピード上げても中々抜かせないランナー、抜いた後に減速して追い付いてしまう場合でしょうか。
ランナーあるあるの定番なのでしょうが、速いランナーもゆっくりランナーもそれぞれの事情 (こだわり) がそうさせるのでしょう。
遅い自転車の場合

自転車と抜きつ抜かれつはまずない
そして遅い自転車の話に移るのですがやっぱり厄介です。
速い自転車はさっさと前方に消え去るのですが、ゆっくり進む自転車を追い抜く際に相当なストレスかかります。
自転車をゆっくり漕いでいる速度ってまさにジョギングペースなんです。
年配者やご老人の方が多い傾向ですので、ビックリさせないように一気に抜き去るようにしています。
さらに前後に子供を乗せて漕いでいるお母様、大抵は子供と会話しながら運転しているのでスローです。
すっと抜く際にほぼ100%の確率で子供が走る私に興味津々となり、透き通った瞳で私を見つめるから、派手に手を振ったり変顔したりで喜ばそうと試みるのですが、大抵表情が曇って泣きそうになります。
酒気帯び運転の自転車の場合

多摩湖自転車道
上述した体験話はここからとなります。
21時過ぎに軽めのジョグに出掛けた日のこと、疲労が蓄積しているせいかスピード感なく走っていたのですが、明らかに挙動がおかしい自転車が前方を走っていました。
3〜4m幅の多摩湖自転車道を目一杯使ってジグザグ、ノッポさん似のおじさんがフラフラ度MAXで運転しています。
酔っ払いの自転車が全く速度と進路が読めないことをこの日まで知りませんでした。
それでも遅すぎたので抜きを決心すると、左右にフラフラしているだけに抜きづらい。ジグザグのタイミングを見計らって上手く抜き去りました。
するとどうでしょう一難去ってまた一難、古めの自転車が奏でるギシギシ音が背後から迫ってくるではありませんか。
その先に迫り来るは上り坂、上り耐性があり淡々と走る私に対して酔っ払いは坂に入って脚色が弱ったみたいです。
抜かれたもののさっきに増してフラフラし出したノッポさんと並走となりました。
すると闘争心に火が付いたのか、必死に漕ぎ始め私をまたもオーバーテイクしたその後に悲劇は起こりました。
シャカリキ過ぎてまともに自転車をコントロールできないノッポさんは、コース外へ飛び出してしまい生い茂る芝生に倒れ込んでしまったのです。
横目に一度は通り過ぎたものの、さすがに放って置けずガーミンを止めて反転、程よく伸びた芝生に埋まり自転車と一体化している酔っ払いに手を差し伸べます。
「大丈夫へす。すんましぇん。」
「いいいや、いやっ、すんましぇん大丈夫へす。すんましぇん。」
反面教師
この話はほっこりするような内容ではありません。
厳しくなった道路交通法では、今回のような酔っ払い運転は罰則を課されます。
自分自身も勤務後に飲んで帰宅することがあるので (徒歩ですが) 、これを反面教師に十二分に気を付けたいと思います。
またランニング中に「追い抜く」という行為は珍しいことではありませんが、ランナーでも自転車でも相手とレースをしているわけではありません。
抜かれてムキになる、くだらない意地で大きな事故にならないよう、接触や転倒を避け安全に走行することが重要だと改めて思ったという話でした。
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