日本一過酷なレース富士登山競走にのめり込み、初チャレンジしたのがコロナ禍前の2019年のこと。この時は脚攣りを発症したもののなんとか山頂挑戦権を得ました。
コロナ2回の中止を経て2022年から昨年2024年まで、実に3回連続で山頂チャレンジしたもののの五合目の制限時間で関門アウトの浮き目にあっています。
この大会の山頂コース挑戦資格は、富士登山競走五合目コースを2時間20分以内、または新設された富士山クライムランにて2時間以内でゴールすることです。
挑戦するランナーにとってこれはあまりにも知名度高いチャレンジ条件ですが、これに加えグレーゾーンがあることを私は最近知りました。
山頂コースで五合目関門に引っかかってもチャンスはまだあるのです。それについて情報共有したいと思います。
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2時間20分切りさえしていれば、向こう3年間は山頂アタックできる
2019年から挑んだ藤登山競走の挑戦履歴は以下の通りです。
2019年 | 五合目コースにて山頂コース出走権をゲット |
2020~2021年 | コロナにより中止 |
2022年 | 山頂コースにて五合目関門突破ならず |
2023年 | 山頂コースにて再び五合目間突破ならず |
2024年 | 山頂コースにて三たび五合目間突破ならず |
このような経緯で昨年には客観的に判断し、走力不足を理由に富士登山競走は引退することを宣言しました。
富士山の魅力に取り憑かれ
(2024年試走時)
期限切れ
男らしくなく言い訳するならば、コロナ禍以降の猛暑高温と、シングルトラックの渋滞が少なからず影響しました。
ここ2年に至っては山頂コース挑戦権の2時間20分すら切れてません。初めて山頂コースに出場した3年前に関門突破ならずもかろうじて2時間20分を切ったくらいです。
これにて山頂コース挑戦権の有効期限3年が過ぎました。それもあって昨年で気持ちを一度リセットするに至ったのです。
大会当時の河口湖駅
もしかして
そんなこんなで終わったんだなぁ、と間もなくのエントリーを公式サイトで確認していると・・・・
あれれれれれ・・・・、山頂コース関門の2時間15分は切れなかったけど、五合目コースの山頂コース挑戦権2時間20分を切ってるならまだ挑戦権は継続中なのか?と思ってしまったのです。
山頂コースにて2時間20分切りしてから3年目、ならばまだ今年まで山頂コース出走権はあるんじゃないの?
吉田口山頂から
大会本部に尋ねてみた
疑問を持ったら聞いてみるのが1番早い、そこで富士登山競走のお問合せフォームにてメール問い合わせしてみまた。すると30分もしないうちにご丁寧に返信が来ました。
私
山頂コース挑戦権について質問させていただきます。
私は3年連続五合目関門の2時間15分が切れず競技終了、山頂挑戦権がなくなり参加するなら再び五合目コースからの出直しと認識していました。
さて五合目コースでは2時間20分以内なら山頂コース挑戦権を得ることができますが、山頂コースで2時間15分01秒〜2時間20分00秒で五合目を通過していれば、山頂コースは関門突破ならずもその記録から再び3年間山頂コースに挑戦できるのでしょうか?
回答
大変お世話になっております。富士登山競走実行委員会事務局です。この度は富士登山競走にご参加頂きまして、誠にありがとうございます。
お問合せ事項についてですが、ご指摘の通り山頂コースの参加者でも五合目通過タイムが2時間20分以内であれば、山頂コースの出場資格はございます。
2時間15分はあくまでも山頂コースにおける五合目関門の足切りタイムであり、山頂コースの出場資格とは別物です。
昨年大会では、2時間15分を切れず関門アウトになり、かつ、2時間20分以内に五合目関門に辿り着いた方が約300名程度いらっしゃいました。よろしくお願いします。
優美な全景
まとめ
要は山頂コースの五合目到達時間が2時間15分01秒から2時間20分00秒内の関門切りの者にも、山頂コース挑戦権は向こう3年間付与されるということです。
関門にもうちょっとで届きつつ敗退、それでも来年以降の挑戦は確約されるまさにグレーゾーン。
5分弱ちょっと足りないランナーへ、来年以降も頑張ってね権利といいましょうか。
しかし1月の現時点で、ならば今年もチャレンジ一択、という気にはなれなく、今はフルマラソンに浸かっているのでその好結果次第で再考するかしれないという程度です。
それにしてもそのグレーゾーンに300人ものランナーがいるとは驚きでした。この人達は今年も多くが再チャレンジするのでしょう。それが富士登山競走です。
過酷でも面白さと楽しさを兼ね備えた富士山