フルマラソンのベスト記録更新を達成するために欠かせない練習方法の一つ、それがスピードアップを目的としたインターバル走となります。
さて皆さんはどんな場所でインターバル練習しているのでしょうか?
トラック?周回コース?河川敷?いつものランニングコース?
私は普段使いのコースで行っているのですが、そこは一般の通行路となっているために日中から老若男女が行き交う場所となります。
ですから人様のご迷惑にならぬよう個人的なインターバル走は、今では人気がない夜22時頃に行うのが定番となっています。
当日朝から続いた重い腰を上げて向かった練習会場にて、本意ではなく待ち受けていた厄介な存在が以下の3つです。
インターバル練習を阻む存在
- 1. 風
- 2. 同胞ランナー
- 3. 若者
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インターバルやるときゃいないで欲しい存在3選
堤防にてインターバル走
風
2023年1月〜3月期に実施したインターバル走では、例外なく夜の多摩湖か狭山湖堤防にて行いました。
この2箇所の堤防は直線なのは良いのですが、両サイドが崖下と湖面になっていることで、走路自体は前後左右遮るものが全くありません。
それゆえに実施日が強風だと吹き曝し状態となり、加えて走路が南北に伸びるため往復時に冬は北風が堪えます。
ここ最近で忘れもしない今年1月末に行ったポイント練習は、こんな日にインターバル走する意味あんの?と言える日にやめときゃいいものの日程をずらすのが嫌で強風の極みの中となりました。
最大風速は10m近くにもなり、向かい風の場合では設定スピードより20秒も遅くなる上に疲労感がいつもの2倍です。
ならば反対の追い風では20秒早くなるのかと言えば、決してそうならないのが不思議でなりません。
同胞ランナー
日が暮れる前、明るい時間帯に同じ場所でインターバル走をしているランナーを確認済みでした。
しかしさすがに東京でもローカルな場所かつ深夜帯ですから、夜遅く22時頃にインターバルが被ることはまずありません。
ですが深夜帯を選んでいるのにも関わらず、地元ランナーに出くわすことは少なくありません。
その中でも厄介なのが、走力が高い (サブ3以上と思われる) ランナーが早めのジョギングをしている時です。
私のインターバル走の設定タイムに彼のペースが近しくなり、並走まではいかないまでも互いの走りに気が散ってしまう間隔となります。
相手が明らかに自分より遅いならサッと抜いておしまいなのですが、同じくらいの速度で共鳴すると抜きづらいことこの上ありません。
こっちが瀕死のインターバル中にも関わらず、向こうは鼻で笑うようなランニングです。ですから頑張って抜いた直後、貫禄で抜き返されたことが多々ありました。
若者
そして個人的に最も厄介な存在は若者たちです。春休みや夏休みともなると若者は夜集い青春を謳歌します。
20数年前私にもあったあの頃が懐かしく思えるのですが、道幅一杯横なり男女で楽しげにおしゃべりしながら歩くのはやめてもらいたいものです。
そこにインターバル最中の私が、嫌がらせとも取れるように矢を突き刺す勢いで突っ込んで行くのですからバツが悪いことこの上ありません。
ヤンキー (今でもこう呼ぶのか?) 風の集団を追い抜く場合はさらに厄介で、こんな夜遅くに絡まれたら嫌だなぁと思いながらのインターバル走はポイント練習としては集中力が全く上がりません。
彼らはお酒が入っているのか、高確率で抜いた後で数人が声を上げてダッシュで追いかけてきます。
俺の方が速いとばかりに猛然と近づいて来るのですが、一瞬の速さではおじさん敵いません。でも持久力ならまず負けようがなく、彼ら若気の至りのダッシュは100mが限界で勝手にバテていきます。
ですがさらに厄介なことと言えば、こんな状況下で再び折り返して彼らに向かってインターバルする状況です。
コースの端まで行き折り返し再びスタートすると、さっき抜いたヤンキー集団に再び正面から向かって行くことになるのです。
また仕掛けてくるのか?
道を開けてくれるのか?
実際彼らは素直で礼儀ある若者たちだった模様、私が向かうとちゃんと大きめに走路を開けてくれたうえにエールまで貰えました。
この日は大阪マラソンに向けて重要なポイント練習の日、こんな状況でも我関せずでインターバルを実行したのですが、こうなるともう本来の自然な走りはできるはずもなく、インターバル走どころではなくなってしまいました。
満を持してのインターバル走は向かい風が嫌、レベルが高いランナーと並走するのも嫌、そして若者集団はもっと嫌な存在となるのです。