あれは4月中旬のことでした。
いつものようにマラソン大会の情報収集のため各地の公式サイトをチェックしていると、あのみえ松阪マラソンがペースランナーの募集をしているではありませんか。
募集画面 (画像内リンクは無効)
知り合いの先導役としてペースランナーを買って出たことはありますが、マラソン大会にて公式ペーサーとして参加したことは1度もありません。
他の大会ではやらなくてもみえ松阪なら食指が動き応募してみました。
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見つけたらすぐに応募
これが募集要項を一読してすぐにエントリーした理由です。
または12月でシーズンインしていますから、走れればそれが自分にとってロング走的 (LSD的) 練習になるとも思いました。
また不純ながらエントリー代無料でみえ松阪マラソンを走れること、そして松阪牛が食べれるあの豪華エイドを堪能できるかと思ったからです。
※募集要項にOKの記載あり
あと疑問なのは、ペーサー志願時にフルマラソンの持ちタイム (目標タイム) よりどのくらい遅くに設定するのが妥当なのでしょうか?
個人的には30分遅めが無理なくストレスなく走れると推察します。走力サブ3ならサブ3.5ペーサーに、サブ3.5ならサブ4ペーサーにといったような設定が適正かと思います。
キロ4分台のレースペース (大会本番) では乱高下してしまうのですが、キロ5分から6分のEペース※ならかなり正確なペースをきざめる自信があります。
※Easy Paceについてはこちら参照
さすがに6時間とか7時間は遅過ぎるため、そのペースでフルマラソンを走ること自体苦痛になりかねなく、ペーサーとしてゴールまで導く自信が私にはありません。
よって4時間か4時間半のペースランナーを選択肢とし、ここ松阪はタフなコースなのでキロ5:00の3時間半だと撃沈する可能性をはらんでいるため、安心保険をかけて4時間 (キロ5:40) で申し込みしました。
大会参加時 (2022年12月)
ペーラン試走してみた
今回申し込んだ当落の発表前なのですが、前のめりに4時間のペースランナーになりきって1人夜な夜なキロ5:40で試走してみました。
その時のガーミンログより
1キロ毎に微調整を繰り返し結果としてピッタリキロ5:40で10キロ走れたのですが、これが自分の本来のペースではないこと、アップダウンと風が強い松阪のタフなコースですと42キロは相当な疲労度になると予測できました。
大会でペーサー役を勤められている方達は、周りへの気配りや声掛けが十分なうえにそのペースで淡々と走るのですから改めて尊敬してしまいます。
募集要項 (公式HPより)
抽選結果と応募者数
上記の選考方法において私は過去のペーサー経験が皆無であること、遠路はるばる関東圏からの応募ですから選考されないと覚悟はしていました。当落を知らせるメールによると結果は落選となりました。
それはさておき気になったのが下の方に「参考」として各ペースの申込件数が記載されていたことです。
※1人が複数のペースに申し込み可
驚きました。こんなに申し込むランナーいるんですね。
しかも私が申し込んだ4時間が最も申し込み件数が多いのです。次が4時間半でなんとなくフルマラソンの完走時間分布図に似ています。
各ペーサーの配置が3人程度と概要に記されているので、4時間はなんと!倍率39倍 (当選3人/申し込み117人) ですから狭き門でした。
ただもしも当選したら (無料で参加して肉をつまんで) 走る気満々だったので、今後同じような応募がある大会を見つけたらまたペーサーにチャレンジしてみようと誓いました。
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